写真:リネン生地

Fabrics

私たちの地元、
静岡県西部は織物産地

県外の方に「静岡」といえば?とお尋ねしたら、「富士山」「お茶」「みかん」がぱっと思いつかれるのかなと思います。
または、浜松市であれば「オートバイ」「楽器」の街としても有名です。

静岡県を東西に横断される方は中々静岡県を抜けられないといわれるほど、東西に長い県です。
大別して東部(伊豆)、中部(駿河)、西部(遠州)と3つのエリアに分かれています。
その中で、織物を中心とした繊維産業が栄えたのは浜松市・磐田市を中心とした西部地域(遠州)です。
そのため、この地の織物を遠州織物(木綿)と呼んだりもします。

遠州地域は古くから綿花の栽培が盛んで、明治以降の自動織機による大量生産で1970年ごろまでは主たる産業として地域を支えていました。
オートバイや自動車の発動機関連の企業が遠州地域に多いのは、自動織機の発動機を遠因とするものです。

以前ほどの活気は見られませんが、現在でも多くの繊維関連業を営む企業・個人が密集しています。

遠州綿紬と呼ばれる江戸時代から続く伝統的な生地や、磐田市を中心とした地域は別珍・コーデュロイの産地として国内シェアの大多数を占めています。
また、綿布はもちろん、リネンや厚手生地の帆布(キャンバス地)など多様な織物・生地の生産地です。

当店では、すべての商品にこういった静岡で生まれた織物を商品に活用させていただいております。

使用させていただいている生地の成り立ちや、特徴、職人さんの姿まで織物毎にご紹介させていただきます。

  • 別珍・コーデュロイ

    磐田市が国内のシェア90%以上を占める一大産地です。

  • 帆布

    当店で使用させていただいている帆布は磐田市福田地域で織られた帆布です。
    古くは御前崎港の帆船用を織っていたことに由来します。現在は主に8号~11号までの厚さの帆布が製織されています。

  • 遠州綿紬

    美し縞が特徴の江戸時代から続く伝統的な織物です。

  • リネン(麻生地)

    近年、当地で生産量が増えている織物です。織物工場は製品管理のために高湿度の工場内で織られています。